かけらを集めて

結局はLOVEでしょ

ライララライララ…が頭を離れない

ポルノグラフィティの新曲について書きます。

ブレス(初回生産限定盤)(DVD付)

ブレス(初回生産限定盤)(DVD付)

 

表題曲の『ブレス』はポケモン映画の主題歌。
爽やかで優しくも、歌詞の随所に晴一節が炸裂してて最高。
"ポジティブな言葉で溢れているヒットチャート 頼んでもないのにやたら背中を押す"

出だしからこれですよ。
2番では
"「簡単に重ねるんじゃない君を 」
すぐに変わっていく ヒットチャートになんか"

と言ってる。
この部分が『ヒトリノ夜』の
"100万人のために唄われたラブソングなんかに
僕はカンタンに想いを重ねたりはしない"
って歌詞を彷彿させる。
晴一さんの考え方はこの時から変わってないんだなあ、ブレてないなあ…その姿勢好きです。

 

"未来はただそこにあって君のこと待ってる
小難しい条件付けたりしない 迎えにも来ないけど"
って歌詞もすごく好き。
背中を思いっきり押してくれるわけでもなく、かといって突き放すわけでもない適度な距離感の歌詞。
これが子どももたくさん観る映画の主題歌っていうのがまたすごい。よくある子ども向けの曲にしないのが良い~。多くの子どもたちの心に届け~。

 

PVもまた最高でして

前作『カメレオン・レンズ』のPVが色気爆発の映像だったのに対し、『ブレス』のPVはパパみ溢れる二人の姿を見ることができます。
振り幅ありすぎ。意味わからん(褒めてる)
タイアップも不倫ドラマから国民的アニメの映画ですからね…。本当振り幅どれだけあるのよ。
未だに『カメレオン・レンズ』のPV観ると「うわっ…えっろ…」ってなります。


2曲目の『海月』
これは昭仁さんの低音ボイスに悩殺される。
イヤホンで聴くと囁かれてる感じがして天に召されそう。メロディラインも美しくて聴いてて心地いい。寝る前に聴きたい曲。

 

そして3曲目『ライラ』
これが問題作でして(笑)
千鳥ノブさん風に言うと
「クセがスゴい!」
ブレス、海月の余韻を吹き飛ばすほど。
カップリングのタイトル発表された当初、
「え?ライラ?ライラライラ今もあなたを探してる…(絶対違う)」
と思ったんだけどそう遠くなかったですね(笑)
懐かしくも異国情緒溢れるメロディに、
所々入ってくるロシア語の合いの手。
間奏にコロブチカねじ込んできたり、
歌詞カードに全く登場しないライララライララライララ……と戸惑う要素てんこ盛りなんですけど、なんといっても昭仁さんが突然語り始めるところ。これは反則ですよ。新藤先生。
"土台しょうもない"の部分が、"どないしょうもない"に聞こえて「え?昭仁さん関西弁?」って戸惑った。
これライブではどうするんだ…。
ロシア語の合いの手入れるか…?ライララライララ…はみんなで合唱か…?最終的にはみんなでコサックダンスでも踊る?なんて。
この『ライラ』なんとも中毒性が高く、『ブレス』『海月』よりも再生回数が多い。通勤中に聞くもんなら仕事中にライララライララ…を思い出してふふふっとなってしまうからいかん。

しかしポケモン映画観てポルノグラフィティに興味持った人たちが手に取るCDにこれをぶちこんでくるなんて…やってくれますね!!好きです!!
しかも初回限定盤にはロッキンの特典映像付!太っ腹!!

 

もうこれ以上書くと長くなるのでここまでにする。