9月7日、8日に東京ドームで行われたポルノグラフィティの20周年ライブ「20th Anniversary Special LIVE NIPPON ロマンスポルノ'19〜神vs神〜」から1週間が経ちました。
終わったその日の夜は「た、楽しかった~~~!」と、とても気分が高揚していた。その後はしばらく余韻を引きずりすぎて、グラヴィティの空中ブランコとかスゴロクの声をふいに思い出して泣きそうになったり、仕事中にn.t.の弾き語りが頭に流れて「うっ……」っと苦しくなったり、休憩中にHey mamaを思い出してニヤついてしまったりと、まぁ、ロスがすごい。はたから見たら情緒不安定の危ない人だ。
一週間経ってやっと落ち着いて感想が書ける。
(と言いつつまだ余韻は続いてる)
でも本当に拙い感想文なので…。ライブレポというより雑感です。詳しいレポとかは公式や他のブロガーさんが素晴らしい文章で書いてくださると思うので(他人任せかよ)
わたしのは「ふ~ん」という感じにスナック感覚で読んでいただければ…と思います。記憶もだいぶあやふやなところもありますが大目に見てください!
まずセトリね。
1日目はこんなセトリ
↓↓↓↓
01 プッシュプレイ
02 メリッサ
03 THE DAY
04 メドレー
ミュージック・アワー~マシンガントーク~ヴォイス~狼~ミュージック・アワー
05 アポロ
06 グラヴィティ
07 Twilight,トワイライト
~ Theme of ''74ers''~
08 n.t.
09 Hey Mama
10 渦
11 俺たちのセレブレーション
12 ジレンマ
13 愛が呼ぶほうへ
14 ラック
15 キング&クイーン
16 Mugen
17 ネオメロドラマティック
18 ハネウマライダー
19 アゲハ蝶
20 VS
ENCORE
21 オー!リバル
~Before Century~
22 Century Lovers
23 ライラ
1曲目 プッシュプレイ。これは1曲目にやるんじゃないかと予想してたんだけど、実際歌われたら呆然としてしまった。昭仁さんアカペラから始まり、そこに晴一さんのコーラスが重なる。そしてスクリーンに映し出される「あのロッカーまだ闘ってかな?」の歌詞…。え、これ夢か????としばらく立ちすくんでた。
2曲目 メリッサ
ますけさんのドラムで「え???!!!まさかこの曲もうやっちゃうの???まじで???」と頭の中バグりそうになった。からの須長さんの「ドゥンドゥンドドゥンッ」のベースでテンションのバロメーター振り切った。そして昭仁さんの「愛に焦がれた胸を貫けーーーーーーーー」のロングトーンが凄まじかった。どこまで伸びるのよ。
3曲目 THE DAY
これもまたビックリ。初っぱなから飛ばしすぎじゃない?昭仁さんのシャウトが凄くて、序盤からそんなに出して大丈夫なの??とちょっと心配になった。
3曲歌い終わり、最初のMC。
昭仁さん「わしらがポルノグラフィティじゃ!!」
晴一さんの第一声が「凄い!凄いよ東京ドーム!」と満員の東京ドームを見て嬉しそうな声で、「10年前は野球場で音楽やってるって感覚だったけど、今日はもう、ライブ会場よ」と語るのがとても印象的でした。可愛かった。
そして昭仁さんから「僕らを語るうえでこの人なしでは始まらない」ということでスペシャルゲストの紹介。登場したのは本間昭光さん。
ええーーー本間さーーーーーん!!!?
まさか来てくれるなんて…!!
ポルノグラフィティの歴史には欠かせない存在で、デビューからしばらくを支えていたのは知っていたんだけど、本間さんがポルノのライブで演奏してたときのライブには行ったことがなかったので…。今こうして本間さんとポルノさんが同じステージにいるのを見ることができるのがとても嬉しかった。
本間さんとのMCタイム。これがまた長かった(笑)
本間さんの「何かこれまででやっちまったなって曲は?」って質問に対して
昭仁さん「ノンプロモーションで出した「音のない森」」
晴一さん「タネウマライダー」
というやり取りや、
本間さん「ポルノのこと大好きだって人~」
観客 挙手
本間さん「そのまま揺らしてみて」
観客 挙手(ゆらゆら)
本間さん「うわぁ、気持ち悪い!」
本間さん「ポルノがどんな曲出してもついていくって人~」
観客 挙手
本間さん「これが甘やかしに繋がる!」
というやりとりがあったり(笑)
あとは6万人弱でやりたいこと、ということで晴一さんと昭仁さん、それぞれにバースデーソングを歌ったり、ウェーブをやったり…。とりあえず長~いMCだった。でもそろそろ曲やらないと!ということで、本間さんメドレーへ。
メドレーは個人的にマシンガントークとヴォイスを聴けたのが良かった。マシンガントークのモンキーダンス、昭仁さんがドクターストップかかってるって聞いてたからもうライブではやることないのかな?って思ってたから…。今回やっちゃうの?大丈夫??ってなったけど存分にはしゃいじゃった。昭仁さんどうか身体は大事にしてね…。
ヴォイスは号泣案件ですよ。本間さんの伴奏が良すぎて…あれ、涙が…。ありがとう本間さん。贅沢いっちゃいかんけどフルで聴きたかったなぁ。
アポロ
1番は本間さん、昭仁さん、晴一さんの3人だけ。2番はバンドメンバーも加わって演奏。金テープもこのタイミングで発射されたけど、このタイミングで!?とビックリした。
客電がこのときまで全開だったので、今回はずっと明るいままでやるのかな…?と思ってたけど、ここで暗転。
グラヴィティ
Twilight,トワイライト
この流れは素晴らしすぎた。演出も美しすぎて泣いたわ。グラヴィティのブランコの映像と最後のスゴロク(晴一さんが飼ってた犬)の声がまた涙腺を刺激した。ずるい…。トワイライトの万華鏡?ステンドグラス?のような映像も綺麗だった。
スクリーンにモノクロの映像が流れる。
過去のライブの様子から、最後にこのロマポル神のリハの映像。そんな映像を見終わり、ほぉ……と余韻に浸ろうとしたら、チュンチュンっと小鳥のさえずりが。そして昭仁さんが登場。BUTTERFLY EFFECTからすっかりお馴染み?になった、小鳥さえずり=昭仁さんの弾き語りコーナー。
小鳥のさえずりで、このコーナーだとわかってるからって拍手がおざなりじゃない?と昭仁さん。
でもそんな君たちとの関係が好きよ、とも言ってた。
なに歌おうかな~まずはこれかな?と言って「君はまた美しくなった~って、これ前にやったか」と前回のUNFADEDツアーで披露した「見つめている」の冒頭を歌い始める昭仁さん。これ前回のUNFADED知ってる人なら「またやんのかい!」って感じでわかるけど、知らない人は「ん?なんだなんだ?」ってならない?笑
仕切り直して、次の曲は自分の中の怒りをこめた曲。「佞言絶つべし」 n.t.を聴いてください。と昭仁さん。
え???今何て言った????と最初理解できなかった、え、え、n.t.だと????
n.t.
センターステージでのn.t.の弾き語り。心にグサグサ刺さる。多分聴いてるとき息するの忘れてた。それくらい圧倒された。聴き終わって、ふぅ……次は何がくるんだ…?とドキドキしていたらカントリー調のイントロとともにメインステージにいた晴一さんが歌い始めた。
Hey Mama
予想もしてなかった曲に思わず「ぎぇ~~~~~」と変な声を出してしまった。隣の席の人ごめんなさい。まさかの日本語歌詞ver.も歌ってくれて、そのときのセリフ「可愛かったんだよ?」って言ってるときの晴一さんのほうが可愛すぎて頭を抱えたくなった。もう顔の表情筋がゆるゆる。ギャップが激しすぎるよ。
ここで2組目のスペシャルゲスト、FIRE HORNSの登場。
よし、ここまでダラダラ書いちゃったけど、
ここからはサクサクいくよ?
渦
渦ね~!これヤバかった~!演出~~!!
映像がぐるぐるぐわんぐわんして酔いそうだった←
昭仁さん「FIRE HORNSと20周年をセレブレーション!」というこで
俺たちのセレブレーション
20周年だからやるだろうな~~~とは思ってた。
冒頭の「丸い月が~」のところで両手で月を作った。
ジレンマ
UNFADEDのときは、「うええここでジレンマ??え、もう終わり??え?違う???」って感じで、それこそ頭ん中バグっちゃっんたんだけど、今回は「お、ここできたか。ということはアンコールは…」とわりと冷静だった。
「みなさんによってどんどん大きくなっていった曲です」と紹介されFIRE HORNSのスペシャルアレンジで披露されたのが
愛が呼ぶほうへ
はぁ~~~~これがまた素晴らしかった。トランペットの音色が良すぎた。そして昭仁さんの柔らかい歌声…。この曲を聴くと一年前のしまなみやしまなみライビュ、SONGSを思い出すし、個人的にも思い入れが強い曲なのでもうね…泣いたわ。愛が呼ぶほうへは羽毛布団のように暖かい曲だよ~~(感極まってよくわからないことを言う)
昭仁さん「次はハードロックやるぞ!」
ラック
余韻、余韻に浸らせてくれっ…と思いたくなるくらいバチバチのロックで殴りかかってきた。今回も照明が変態だった。本当にポルノさんのライブの照明さんいい仕事しすぎて菓子折り送りたいよ。いつもありがとうございます!!
キング&クイーン
ロックじゃないんか~い!と、少し拍子抜けしてしまった。でもこの曲自体は好きで、キング&クイーンの溢れる希望、圧倒的光属性。この眩しすぎる曲はたまに聴くのが辛くなるときもあるんだけど、響くときはめっちゃ響く。わたしはこの曲に何度も救われた。
Mugen
最高だった!PV再現してくれたのもアガッた~!
生ブラスはいいねぇ…。
ネオメロドラマティック
休むまもなくネオメロ。Mugen→ネオメロの流れは興奮した。
ハネウマライダー
6万人弱のタオル回しは圧巻だった。
アゲハ蝶
この曲の間奏のときに、ウェーブをやろう!ってなったんだけど、手振ってラララ~をやりながらのウェーブは難しいよ…。やりながら横目で隣を見て、くるかくるかもうすぐうわっ…ってもうワケわかんなくなったし、グダグダだったよ。
いよいよ最後の曲、の前に昭仁さんが今日はありがとう、と感謝を述べる。
VS
大サビ前に二人がセンターステージへ移動したんだけど、晴一さんが先に歩いてそのあとを昭仁さんが追っていく構図がポルノグラフィティ結成の始まりのそれでエモかったし、センターステージに着いて大サビのときに金の紙吹雪が二人の周りをキラキラさせながら舞ってたんだけど…この光景が素晴らしかった。一生忘れない。この光景だけでも素晴らしかったのに、最後ギターのリフがプッシュプレイに繋がって「あのロッカーまだ闘ってかな?」で締めたの鳥肌ぶわぁぁぁぁぁってなった。
~アンコール~
お馴染みのポルノコールからの登場。
昭仁さん「卑猥な片仮名3文字をそない連呼…した?」って疑問形になってた。ご、ごめんなさい…今回ばかりは私言ってなかったわ。次からは全力でやります。
オー!リバル
今回はディーン・フジオカさんを降臨させた晴一さん。そんなことしなくてもあなたは男前だよ!!
この曲のときに二人がそれぞれサイのトロッコに乗って移動しながら演奏。昭仁さんはバズーカでボールやらなんやらを発射してたんだけど、それに集中しすぎたのか歌詞がかなりグダグダだった(笑)頑張って~!!!
Before Century ~Century Lovers
Before Centuryのラスト◯回!っていうカウントダウンのときに、「ラスト8回!」→「ラスト7回!」→「やっぱラスト8回!」って戻ってた(笑)結局何回やったんだ。生センラバ楽しかった。股関パフォの破壊力よ…。
ここでサポートメンバー紹介
晴一さんが「ポルノグラフィティの活動は高校の文化祭からの地続きで…」という話をしていたり
昭仁さんが今まで支えてくれた人たちへの感謝を述べていたりと、この二人の言葉にグッときてしまった。
ライラ
UNFADEDでアンコール最後の曲で披露された曲。
今後もアンコールの定番になっていくのかな?
セリフ部分のところでの晴一さんの「この20年間、楽しかったこともありました。調子に乗った時もありました。ダメになりそうな時もありました。そんな僕らの今を正解にしてくれます?」というような言葉にうるうるしちゃった。
ソロ回しでは晴一さんが今回もB'zのウルトラソウルを弾いて会場を盛り上げてた(笑)
最後の昭仁さんの生声「バンド人生で一番最高の時間だった」っていう言葉にまた涙腺やられた。何回泣くんだ私は。はぁ…いいライブだった。
ということで、感想終わり!!!
このロマポル神は開催が発表されたときから公式に神セトリやるよ!と言われていたので、みんなの期待値がぐーーーーーーんっと上がってしまった。それ故に終わってから「あれ歌わなかった」「これはどうなんだ」と、いろいろ意見が交わされた。
私も終わった直後は高揚していたので「楽しかった…」という感想だったのですが、落ち着いてみると「そういえばあれやってないな?!」「あの曲聴きたかった~」という想いが出てきた。例えばVSのカップリングの一雫やプリズムはてっきりやると思ってたし、FIRE HORNSが出てきたときは痛い立ち位置とかラブデスとか期待しちゃったし…。個人的にはむかいあわせを聴きたかったなぁ…とか思ったり…でも6万人弱全員が納得するセトリを作るのは無理だ!まだまだ聴きたい曲がたくさんあったけど…それは次回以降のツアーで聴けることを楽しみにしているよ!終わったあと楽しかった!!と思えたからそれでいい!!というところにわたしは落ち着いた。
もちろんなんでもかんでも神!って言うのはあれだけどね。それこそ本間さんの言ってた甘やかしに繋がってしまう。
さ、次は2日目だ~と言いたいところだったんですが、台風15号の影響で8日の新幹線が計画運休。9日に休みを取っていなかった私は「え…帰れないのでは…?」ということになり、断腸の思いで8日の参戦は諦めました。悔しい。泣いたわ。
あと今回物販めっちゃ並んでて買えないグッズもあった。事前通販で買ったものもあったけど、ロゴTとかは現地でいいか~と思ってたが甘い考えだったな…。反省。
今回初の遠征ライブだったんですけど、
・遠征ライブの翌日は休みをとる
・欲しいグッズは事前に通販で買っておく
という2点を学びました。
いろいろありましたが、改めて20周年おめでとうございます。ポルノグラフィティのファンで良かったです。